まるで木で出来ている様な打放しコンクリート 脱型編
深谷の家のコンクリート塀工事です。
浮づくり加工した杉板型枠を脱型しました。
型枠を置く期間を何日にするのか?早過ぎても良くないし、遅すぎても木目が出ない。天候、気温を考慮して4日後に脱型すると決めました。
脱型当日、きちんと木目が出てくれるか緊張の一瞬です。
↑ 見事に木目が出てくれました!
杉板型枠から木のアクがしみ出てコンクリートが茶色に染色されているのがわかるでしょうか?
浮づくりの木目もハッキリ出ました。本物の木と見間違う様です。
杉板の3mm面取りでコンクリートのバリも上手く出来ました。
上の写真は型枠を組むときのPコンですが、周囲の質感と溶け込む様にモルタルで押さえたあとハケで擦ってざらざらに仕上げて貰いました。
コンクリート塀が茶色なのは塗装したわけではありません。
型枠の杉板によって自然に染色された色です。
木製の門扉をつけて完成。
今後は舗装工事に入ります。