JIA25年賞受賞
工学院大学から校友会・建築系同窓会が継承して動態保存する「工学院大学旧白樺湖学寮 白樺湖夏の家」(長野県茅野市北山29)が、日本建築家協会が主催する第18回「JIA25年賞」を受賞しました。 http://www.jia.or.jp/member/award/25years/2018/main.htm
「工学院大学旧白樺湖学寮」は、工学院大学建築学科大学施設委員会(意匠:武藤章、構造:十代田昭二、設備:中島康孝)が設計し、山の家として長く利用されていた学寮です。2016年の閉鎖にともない、工学院大学校友会・建築系同窓会が土地と家屋を引き継ぎ、これまで増築した部分を減築して「白樺湖夏の家」として継承、保存、活用を始めました。「JIA25年賞」は、公益社団法人日本建築家協会が「25年以上の長きにわたり、建築の存在価値を発揮し、美しく維持され、地域社会に貢献してきた建築」を登録し顕彰する賞です。多様化する社会の中で建築が未来に向けて生き続け、建築の果たすべき役割を確認するとともに、次世代につながる建築のあり方を提示する建築として選ばれました。